自分の乳房を守るために、今日からブレスト アウェアネス!
みなさん、「ブレスト アウェアネス」って聞いたことはありますか?
Breast (乳房) Awareness (意識)とは、乳がんの早期発見のために、普段からご自身の乳房に意識をもって生活する習慣のことをいいます。
あなたの乳房を守るために、自分の乳房だからこそ、日々関心をもって自分でチェックしましょう。
今日からぜひ、以下の項目を実践しましょう。
①見て、触って通常の自分の乳房の状態を知っておく
鏡で自分の乳房をみて、皮膚がへこんだり、引きつれていないか、乳頭から血がでていないか、乳房全体的に左右差が無いか、左右の乳頭の高さが同じくらいかをチェックしましょう。
左右それぞれ、乳房全体からわきまで触って、しこりがないかチェックしましょう。
普段から自分の乳房の硬さや、生理の周期ごとの変化に気をつけて、通常の自分の乳房の状態を知っておきましょう。
②乳がんの症状を知り、乳房の変化に気をつける
しこりだけでなく、乳頭からの血性分泌、乳頭のただれ、皮膚のひきつれなどが出ることを知っておきましょう。
「あれ?いつもの乳房と違うかな?」、この感覚がとても重要です。
③気になる症状があれば乳腺クリニックを受診しましょう
乳腺濃度の高い方などはマンモグラフィでは異常を写し出しにくいことがあります。
また、多くはないですが、マンモグラフィで異常が指摘しにくい乳がんもあります。
質のよい撮影と診断が行われても乳がんが見つからないことがあります。
このため、検診で異常を指摘されなくても、セルフチェックをして気になる症状があれば乳腺クリニックを受診しましょう。
④40歳以上の方は定期的な乳がん検診を受けましょう
セルフチェックで異常はなくても、しこりを作らない早期乳がんはマンモグラフィをしないとわかりません。
いかに早期乳がんを早く見つけて早期治療開始するかが、あなたの健康寿命に影響します。
無症状だからこそ、自分では見つけられない乳がんを早く検出するために定期的な乳がん検診を受けましょう。
要精査になった場合には確実に乳腺クリニックを受診してください。