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こんな症状ないですか?

しこり

今、病院に来られる乳がんの自覚症状として一番多いのは「しこり」です。 乳房の中にある塊として触れるものには、乳がんだけでなく、正常乳腺がしこりのように感じたり、脂肪の塊、乳腺症、線維腺腫などの良性のしこりもたくさんあります。

エコーやマンモグラフィ、必要に応じて細胞診や針生検で詳しく評価する必要があります。

乳頭の変形、陥没

もともと陥没乳頭の方、授乳後などに陥没乳頭になる方もおられますが、もともと陥没していなかった乳頭が陥没してきたり、乳頭自体が変形したり固くなってきた場合は検査が必要です。

血性乳頭分泌

乳頭の一か所の孔から赤や黒っぽい血が混じった液体が出る場合、乳頭の近くに乳がんや乳管内乳頭腫などの良性の病変ができている場合がありますので検査が必要です。黄色、白、透明で量も少ない場合は心配ないことがほとんどです。

乳房の皮膚のひきつれ、皮膚の発赤

乳がんがある部位の近くの皮膚がオレンジの皮の表面みたいにボコボコしたり、ひきつれたり、皮膚が赤くなることもあります。左右の乳房の形、大きさ、乳頭の高さが極端に違ってないかも確認しましょう。

わきのしこり

わきにはリンパ節がありますが、通常は自分で触ってもわからないことが多いです。コロナワクチンでわきのリンパ節が腫れることがあるように、わきのリンパ節が腫れる=絶対乳がんというわけではありませんが、硬く丸いものが触れる場合は検査が必要です。

乳頭乳輪のただれ

乳頭や乳輪の皮膚にぶつぶつができたり、ジュクジュクしている場合、皮膚そのものの病気のことが多いですが、乳がんの場合もありますので検査が必要です。

乳房の左右差

もともと乳房の大きさに左右差がある方は多いですが、鏡で見たときに片方の乳房が変形していたり、乳頭の高さが違う場合も乳がんが隠れている場合もありますので検査が必要です。

乳房痛

痛みがあっても、皮膚が赤くなったり痛みの部位に熱がなければ、ホルモンバランスの影響で痛みが出ているだけのことが多いのですが、しこりが無いかも同時にチェックし心配な場合は受診してください。

乳がんは痛みのないしこりのことが多いのですが、痛みや違和感があって調べたら乳がんが見つかったこともあります。

皮膚の発赤や熱がある場合は乳腺炎、膿瘍の可能性があるので、受診してください。

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